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第6話 勲章なき勲章  牝馬の役割は競争だけではない。むしろ、母となって子どもを送り出すことが、競争以上に重要な仕事といえるかもしれない。ましてや、ハギノトップレディは華麗なる一族正統の血を伝える名牝である。繁殖牝馬として嘱望されていたのは当然であろう。  それだけに、関係者には長々と現役を引っぱるつもりはなかった。しかも、現在にもまして古牝馬にとって過酷な競争体系だった時代である。年内引退が決定していたのはいうまでもない。  高松宮杯のあと、ハギノトップレディは2戦して引退した。しかし、その2戦こそが、ハギノトップレディを語る上で欠かせない重要なレースといえるのではなかろうか。  まずは、高松宮杯から約1か月後、函館競馬場で行われた巴賞である。  本来このレースは、ローカル競馬の単なるオープン特別に過ぎない。けれどもこの年の巴賞は、いつになく大きな話題を集めていたのである。  ハギノトップレディとブロケード。  かたや前年(昭和55年度)の桜花賞馬、かたや今年(昭和56年度)の桜花賞馬。  すなわち、世代の違う2頭の名牝があいまみえることになっていたのである。  しかも、単に桜花賞馬同士の対決というだけにとどまらない。ハギノトップレディが華麗なる一族なら、ブロケードのほうは“金襴緞子(きんらんどんす)の花嫁”と呼ばれた可憐(かれん)さで、ともに軽快なスピードを売り物にした逃げ馬だったのである。  逃げ比べの行方はどうなるのか?  そのような視点で、戦前からおおいに興味を誘っていた。  1番人気に推されていたのは、先輩のハギノトップレディだった。単枠指定で単勝1.4倍。ただ、初めて背負う59キロが若干の不安を誘っていた。かたやブロケードは3番人気。桜花賞を無敗で制したものの、オークスで惨敗し、しかもそれ以来のレースということでやや人気を下げていたようだ。また、4歳(*現在の馬齢表記で3歳)馬という点も評価を落とした要因であろう。2番人気は、エリザベス女王杯でトップレディの2着に食い込んだタケノハッピーであった。  ハギノトップレディとブロケードのうち、どちらがハナを切るかが注目されていたが、レースを先導したのはトップレディのほうだった。向こう正面では2番手グループに5馬身もの差をつける大逃げ。もちろん、2番手にはブロケードがいた。  レースが激しく動き出したのは3コーナーを回ったあたりである。一気に上がってきたブロケードが外から被せるようにトップレディを抜き、逆に1馬身ほど前に出たのである。形勢逆転ということであろう。  元来、逃げ馬は憶病だといわれている。だから、馬群に揉(も)まれないようにひとりわが道を行くのである。それだけに、交わされたりなどしようものなら、たいがいはモロさをさらけ出すものだ。だから、逃げ馬同士の勝負といえば、前半はガンガンやり合っても、終盤は淡泊なもの、と相場は決まっている。  ところが、ハギノトップレディは踏ん張った。再びブロケードに迫り、直線での叩(たた)き合いを繰り広げたのである。そして、ブロケードを差し返し、アタマ差だけ前に出てゴール番を通過したのだ。  予想外の白熱した展開に、レースを目撃したファンも思わず熱くなったが、それ以上に関係者のほうが驚いた。 「ハギノトップレディのスピード能力に関しては疑う余地はないでしょう。けれども、あの展開で差し返すような根性を持っているとは思いませんでした。恐らく、トップレディの生涯で最高の競馬といえるのではないでしょうか」  萩伏牧場のある関係者は、そう当時を振り返る。逃げ馬特有の精神的にモロい面を克服した勝利だったからだ。余談だが、ハギノトップレディが、自身やハギノカムイオーとはまったく逆のタイプともいえるダイイチルビーのような馬を出し得たのも、そのような面を秘めていたからなのかもしれない。  引退直前に意外な一面を見せたハギノトップレディは、続いて毎日王冠(当時は2000メートル)に出走してきた。宝塚記念馬カツアール、ダービー馬オペックホース、後に有馬記念・天皇賞に勝ち、長らくチャンピオンとして君臨することになるアンバーシャダイ、このレースの直後、秋の天皇賞でホウヨウボーイと史上に残る一騎打ちを演じることになるモンテプリンス。毎日王冠には、これら当代一流の面々がエントリーしていた。ほかにも、ジュウジアロー、メジロファントム、オーバーレインボー、ブルーマックス、キタノリキオー、ゴールドスペンサーらの顔も見える。今でいう“GI並み”の豪華なメンバーであった。  そんななか、ハギノトップレディが1番人気に支持されていたのである。トップレディがどれだけ高く評価されていたかがわかるだろ。  トップレディは逃げに逃げた。前半1000メートルを57秒4という超ハイペースで飛ばしたのである。2年前、函館競馬場でマークした日本レコードとコンマ2秒しか違わない。ついでにいえば、1600メートルの通過タイムは1分33秒8。当時としては、マイルのレースとしてもブッ飛んでしまうほどの速さである。  そんなハイペースで飛ばしたのでは、いかにハギノトップレディといえども最後まで持つはずはない。直線なかほどまで粘ったものの、最後は失速して8着に沈んでいる。勝ったのは、トップレディとは対照的に追い込んできたジュウジアローであった。  結果だけを見れば大敗というしかないであろう。けれども、この敗戦は決してハギノトップレディの価値をおとしめるものではなかった。不利な展開うんぬんではなく、スピード能力を再認識させるレースをしたからである。そういった天性の資質は、繁殖牝馬としての絶大な価値として評価されるであろう。  また、これだけのメンバーのなかで本命に推されていたことも、それだけで大きな勲章といわなければならない。  ハギノトップレディは、この毎日王冠を最後に引退した。おおかたの見方では、 「ジャパンカップに使うのではないか」  というものが大半を占めていたのだが、オーナー・サイドは、毎日王冠の惨敗と距離延長を理由に、ジャパンカップを辞退し(ジャパンカップは毎日王冠より400メートル伸びる2400メートル)、同時に引退を発表したのである。  通算成績11戦7勝、うち重賞4勝。牝馬としては破格の成績を残し、ハギノトップレディは去っていった。

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馬体絞れたタイガー中心/東京1R 2005年10月16日(日) 8時50分 日刊スポーツ <村田庸三マル得情報:東京1R>  来週はクラシック3冠の最終戦、菊花賞だ。無敗の2冠馬ディープインパクトが話題を独占するだろうが、吉永師も現役時代はミスターシービーでシンザン以来、19年ぶりの3冠を達成した。晴れがましい記念撮影の時でも遠慮がちに右手を上げる姿が控えめな性格を物語っているようで印象的だった。調教師になった今でも朴とつとした話しっぷりは変わらない。そんな同師が「良くなっている。チャンスはあるよ」と推奨したのが1Rのグランドタイガー。前走は気持ち太め残りだったが、距離延長がプラスに出て3着に好走した。この中間は急ピッチで乗り込まれ馬体はスッキリ。直線の長い東京に替わるのもプラスだ。(9)の単、複。馬連は(9)から(3)(6)(1)(4)(5)(12)。 [ 10月16日 8時50分 更新 ]

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