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第8話 ミスターシービーは最強の中距離馬である――  ミスターシービーが引退してすでに10年以上の歳月が流れた。歴史が、2年続けて誕生した3冠馬に明確な序列を与えたために、シービーを“ただ単に3冠レースに勝った馬”と考える風潮はなかなか拭い去れない。  しかし、冷静に振り返ってみると、ミスターシービーの評価にいくつかの不当な点があることがわかる。  もっともおかしいのは、シービーの3冠に価値がないという論旨の最も大きな根拠となる“恵まれた相手関係”という部分であろう。前項で紹介した通り、シービーの同期からはカツラギエース、ニホンピロウイナー、リードホーユー、スズカコバン、ギャロップダイナらのGIホースが出ているわけで決して弱い世代とはいえない。逆に、シンボリルドルフの昭和56年生まれこそ弱い世代であり、相手関係という点ではシービーよりルドルフのほうが極めて恵まれていたといっていい(ただ、そのことがシービーとルドルフの力関係にそのまま反映されているかどうかは全くの別問題である)。  しかし、当時の世論では、おおかたはルドルフ世代のほうが強いとされていた。当時かなり影響力を持っていた自称競馬評論家の某氏が、しきりにルドルフ世代のほうが強いと主張していたため、そういった風潮が蔓延(まんえん)していたからである。  また、運が良かったのどうのともいわれているが、3冠レース全てに勝てたこと自体が大きな幸運であり、それをいうなら、セントライトもシンザンもシンボリルドルフも、そしてナリタブライアンも大変な幸運を持った馬だったと言わねばならない。  いずれにせよ、シービーの3冠に価値がないというのが全くの詭弁(きべん)であるのはいうまでもない。しかしその一方で、表面上の結果がことの本質を曇らせることが往々にして有り得るように、3冠に勝ったという現実がミスターシービーというサラブレッドの本質をぼかしていることも事実である。  シービーが菊花賞で圧勝した直後、松山康久調教師はこういったそうだ。 「見た目には圧勝で、3冠のレースのうちもっとも楽勝に見えるかもしれませんが、内容を考えると浮かれてばかりはいられません。いつもこんな競馬をしてたんじゃ通用しませんよ。強引に仕掛けていって4コーナーで早めに先頭に立って、しかもあの上がりでは、強い馬と対戦したら横目で見ながら交わされてしまいますよ」  …菊花賞は絶対能力の違いで勝っただけに過ぎない。もし、シービーと同等の力を持ち、しかもシービー以上に長い距離を得意とする相手に、あんな競馬をしていたのでは勝てるわけがない…。松山調教師は、そう言いたかったのであろう。くしくも、2年後の春の天皇賞で、松山調教師の予言通りのシーンが再現されることになったのだが、それもある意味では当然のことだったのかもしれない。  そして、松山調教師はこういう。 「シービーは本質的に長いところに向いていないのかもしれません。瞬発力があった馬だから、決め手を生かせる2000メートルぐらいの競馬がもっとも適していたはずです」  シービーはルドルフと対戦した3つのレースで全て完敗しているが、この3戦ではすべて体調が不十分で実力を出し切れる状態でなかったのは周知の事実である。もっとも、仮に体調が良かったとしても、3戦のすべてが2400メートル以上の競馬であっただけに、ルドルフに勝てたかどうかは大いに疑問といわねばならない。しかし、シービーの最も得意とする2000メートルの競馬では、両雄の対決は実現していないのである。  もしかすると、2000メートルの競馬でもルドルフが圧勝してしまうのかもしれないが、シービーびいきの筆者にしてみれば、そこに何らかの可能性があったのでは、と思いたくなってしまう。そして、そんなことを考えるたびに、新畑調教助手が話してくれたことを思い出す。 「シービーって馬はスピードと切れが身上の馬でしょう。だから、マイルチャンピオンシップとかに使っても案外面白かったかもしれませんね。まあ、マイルは極端だとしても、秋の天皇賞なんかがシービーにとって最高の条件のレースでしょう。そこで、昭和60年の秋の天皇賞にシービーが出ていたら、ルドルフを交わしたギャロップダイナのさらに外からシービーがやってきて並ぶ間もなく差し切る、なんてシーンを想像してしまいますね。そういう馬なんですよ、ミスターシービーっていう馬は」  ミスターシービーが“最強”の名に値しないといわれているのは、現実にルドルフに敗れているからにほかならない。しかし、逆にいえば、2000メートルの競馬においては、その現実がないのである。競馬に“If”は禁物といわれているが、Ifの積み重ねともいえる最強馬議論において、2000メートルの最強馬がシービーではないと、誰が断定できよう……。  ミスターシービーは最強の中距離馬である――。  それが、競馬史のかた隅にあれだけの馬が追いやられていることに対しての、熱狂的シービーファンによるささやかな反抗である。それはもしかすると、ファンが勝手に思い描いたミスターシービーの虚像に過ぎないのかもしれない。しかし、ある面では、3冠という現実に曇らされた限りなく実像に近い部分を表現しているといえなくもないだろう。ただ、実像と虚像のどちらに近いのかを判定することは、筆者にはいささか自信がない(文中敬称略)。

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ヤマニンアラバスタが勝つ 競馬の府中牝馬ステークス 2005年10月16日(日) 17時10分 共同通信  第53回府中牝馬ステークス(16日・東京11R1800メートル芝17頭、G3)1番人気のヤマニンアラバスタ(江田照男騎乗)が1分46秒7で優勝、1着賞金3900万円を獲得した。江田騎手、星野忍調教師ともこのレース初勝利。江田騎手は日本中央競馬会(JRA)通算600勝を飾った。  中団追走から直線で抜け出したヤマニンアラバスタがそのままゴール、新潟記念に続く重賞連覇を決めた。2着は7番人気のマイネサマンサ、3着には4番人気のオースミハルカが入った。  払戻金は単勝が320円、枠連が(5)−(5)で2740円。馬連は(9)−(10)で2750円、馬単は(10)−(9)で3850円、3連複は(2)−(9)−(10)で7350円、3連単は(10)−(9)−(2)で3万7400円。ワイドは(9)−(10)が1010円、(2)−(10)が570円、(2)−(9)が2050円。 [ 10月16日 17時10分 更新 ]

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