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第7話 〜神話の崩壊〜"負けたのは骨折のため"という逃げ道  トウカイテイオーが見事なカムバックを果たしたのと同様に、メジロマックイーンも阪神大賞典に圧勝して健在をアピールした。  テイオーvs.マックイーン。  平成4年上半期、最大の話題を集めたのが、この両雄の対決にほかならない。新パートナー・岡部幸雄が、 「地の果てまでかけてゆきそうな馬」  とテイオーを称賛すれば、マックイーンの相棒・武豊もそれに呼応して、 「天まで駆けてゆきそうな馬」  と表現し、頂上対決の雰囲気は嫌がおうでも盛り上がっていった。“世紀の対決”と、さんざん前評判があおられたのも当然であろう。  ただ、ファンの目から見た主役は、明らかにトウカイテイオーであった。いかに現役最強ステイヤーといっても、メジロマックイーンは何度も取りこぼしている、いわゆる並の最強馬に過ぎない。それに対し、トウカイテイオーはただの一度も負けたことがない特別な馬なのである。当然のことながら、テイオーを上位と考えるファンが断然多かった。また、ほとんどのマスコミも、テイオーに肩入れする論調に偏っていた(手前ミソで恐縮だが、わが「競馬最強の法則」だけはマックイーン上位を打ち出していた)。ちなみに両者の単勝配当は、テイオーが1.5倍だったのに対し、マックイーンが2.2倍であった。 平成4年4月26日「天皇賞・春」(GI、京都芝3200)トウカイテイオーvs.メジロマックイーンで盛り上がった平成4年の天皇賞・春。初の敗北(5着)を喫したトウカイテイオーは、レース中に骨折していたことが判明した。  ところが、結果は周知のとおりである。テイオーは、先行馬を自力で潰して早々と先頭に立ったマックイーンのスタミナについてゆくことができず、直線で失速して5着に惨敗したのだ。マックイーンとの差は何と1.7秒。3200メートルという相手に有利な土俵とはいえ、決定的な敗北である。なんともあっけない“世紀の対決”であった。  それにしても、トウカイテイオー・ファンにとっては信じられない敗戦であったに違いない。問題にならないと思われていた3頭の馬に先着を許してしまったのは、マックイーンに勝ちにいった結果力尽きて伏兵に足元をすくわれた、という勝負の綾だけに、たいした問題ではない。しかし、3200メートルの勝負におけるマックイーンとの決定的な差は覆しようがなかった。どんないいわけをしようと、“最強”の名に値するだけの資格を失ったといわねばならない。ただ、 「テイオーは本質的に中距離タイプであるのに対し、マックイーンは最強のステイヤー。天皇賞という舞台に関していうなら、我々はあくまでもチャレンジャーですよ」  と松元調教師がレース前からいっていたように、負けたショックがあったのは当然とはいえ、関係者は比較的冷静であった。ただ、そんな関係者以上にファンのほうが入れ込んでいた。というより盲信していた。いうなれば、おおいなる過大評価である。帝王神話はそのような虚構の上に成り立っていたといえるかもしれない。  それでも、テイオーにはまだ救いが残されていた。レース中に骨折していたことが判明したからである。すなわち、“負けたのは骨折のため”という、実に明快な逃げ道があったのだ。骨折そのものは歓迎せざるアクシデントではあるが、名誉という点から考えればかえって幸運だったともいえるであろう。

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武メサイア最後の1完歩で逆転V/秋華賞 2005年10月17日(月) 8時56分 日刊スポーツ エアメサイア(右)はゴール前で逃げ粘るラインクラフトを差し切り、秋華賞を制す(撮影・山岸満) <秋華賞>◇16日=京都◇G1◇芝2000メートル◇3歳牝◇出走18頭  牝馬3冠の最終戦。火花散る2強対決を制したのは2番人気のエアメサイア(栗東・伊藤雄)だった。直線勝負にかけた武豊(36)に導かれ悲願のG1制覇。メンバー中最速の末脚を繰り出し、1番人気ラインクラフト(栗東・瀬戸口)をゴール寸前で差し切った。伊藤雄二師(68)の完ぺきな仕上げに応える会心の手綱さばき。菊花賞での偉業達成へ、天才に大きな弾みがついた。  ゴールの瞬間、チラリと内を見た。わずか後方にラインクラフトの姿を確認すると、武は右の拳を小さく握り締めた。「やった。勝った」。首差でつかんだ牝馬3冠最後の1冠。桜花賞は4着、オークスは2着。春は無冠に終わったエアメサイアを、天才の手綱が栄光のゴールへと導いた。  勝利のシナリオは春の悔し涙から始まった。5月22日オークス。ゴール寸前で堂々と先頭に立ったメサイアは、シーザリオの豪脚の前に差し切られた。「この競馬で勝てないんだから…」。最高の競馬をしながらも首差の2着。武はこの瞬間、パートナーのモデルチェンジを決めた。  秋のライバルは、馬こそ違うがシーザリオと同じ福永が手綱を取るラインクラフト。「最後の直線にかけよう。そういう競馬をしなければ勝つことはできない」。マイルG1・2勝馬のスピードに対抗するためには自身の切れ味を磨くしかない。前哨戦のローズSで確信した思いは、本番でも揺らぐことはなかった。「春から決めていた」。  328・4メートルの直線勝負。4コーナーで先頭に立ったラインとの差は5馬身。加速する赤い帽子を視界にとらえながら、武は両腕に力を込めた。「これで届かなかったら仕方ない」。残り200メートルではまだ3馬身。完全に勢いは勝っていたが、差はなかなか縮まらない。「まだまだゴールがこないでくれよ」。祈るような気持ちで右ステッキを振るった最後の1完歩。ためにためて引き出した18頭で最速の上がり34秒2。メサイアは測ったようにライバルを抜き去った。  2000メートルを流れるようにパートナーを導いた会心の騎乗。「道中で1つでもロスをしたら勝てないと思っていた。完ぺきな競馬をした祐一に勝ったのだからね」。次週に迫る菊花賞へ、天才にこれ以上ない弾みがついた。「来週は僕にとっても大一番ですから」。笑顔また笑顔。  史上2頭目となる無敗の3冠を目指す平成の天馬ディープインパクト。歴史の証人になろうと京都競馬場では3週も前から徹夜組が出ているという。「皆さんも期待してくれていると思います。来週、またここでお会いできるように頑張りたい」。大観衆の前で堂々と掲げた3冠宣言。武にとっても胸躍る1週間がいよいよ始まる。【鈴木良一】 [ 10月17日 8時56分 更新 ]

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