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第7話 TTG伝説の幕開け  昭和51年11月14日、京都競馬場。3冠最後の闘い菊花賞。本命は予想通りトウショウボーイで、単勝1.8倍の一本かぶりであった。ただ、2つのステップレースの反動による体調の下降を懸念する声がなかったわけではない。それでも、これまでの実績からいって、人気にするなというほうが無理な話であろう。2番人気にクライムカイザー、離された3番人気にテンポイント。春の主役と目されていた貴公子は、かなり見くびられていたようである。  注目のトウショウボーイは終始5、6番手の好位から競馬を進めていた。そして、テンポイントがトウショウボーイを睨むような形で追走している。馬場が悪かったこともあり、レースは淡々と流れていた。  最終コーナー、いい手応えで上がってきたトウショウボーイは、直線の入り口で外目に持ち出すと、早々とバンブーホマレを交わして先頭に立つ。堂々の横綱相撲であった。そのとき、テンポイントがインを突いてトウショウボーイを交わしに掛かった。天馬も懸命に盛り返すが、脚色は貴公子が上回っている。 「トウショウボーイを倒しさえすれば、勝利は自然についてくる」  そう信じていたテンポイントの鞍上・鹿戸明は、満を辞してスパートをかけた。 「皐月賞は、ストで日程が狂い、馬の調子が著しく落ちていた。7着に敗れたダービーは、レース中の骨折という明白な理由がある。形の上では負けているが、トウショウボーイとの能力の差によるものではない」  そう信じていた鹿戸は、懸命にテンポイントを追った。 「テンポイント、春の雪辱なる」  直線の攻防に、そんな思いを抱いたファンは多かった。ところが……。  テンポイントの勝利が確定したかに思えた瞬間、緑の仮面をまとった馬が内を縫うようにしてスルスルと伸びてきた。グリーングラスである。テンポイント、トウショウボーイのツバ競り合いを眺めるようにして、ワンテンポ仕掛けを遅らせた伏兵が台頭してきたのだ。天馬トウショウボーイを交わすことに全ての力を使い果たしたテンポイントに、グリーングラスを抑える余力は残されていない。自ら先行馬群を潰して横綱相撲に出たトウショウボーイに至ってはなおさらであろう。  1着グリーングラス、2着テンポイント、3着トウショウボーイ。  勝ったグリーングラスは、単勝5250円、12番人気という低評価だった。菊花賞勝ちがフロック視されたのも無理からぬことであろう。しかし、年明け直後のAJC杯でいきなりレコード勝ちし、後には天皇賞、有馬記念を制したほか、昭和54年の年度代表馬に選出されたほどの名馬に成長しているだけに、そんな見方が全くの的外れであるのはいうまでもない。  この菊花賞こそが、世にいうTTG時代の幕開けであったのだ。この日を境に、競馬は熱き闘いの時代へと突入していくことになる。

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インパクト完成の域〜菊花賞 2005年10月19日(水) 6時4分 スポーツニッポン 黄門が3冠の偉業達成へ太鼓判を押したディープインパクト  英雄はさらに進化していた!「第66回菊花賞」(23日)の馬体診断で“美浦黄門”こと境勝太郎元調教師は、シンボリルドルフ以来史上2頭目の無敗3冠を狙うディープインパクトを徹底チェック。春シーズンとの馬体の変化を強調し、偉業達成へ太鼓判を押した。  クラシック3冠をすべて勝つことがどれほど大変なことか。長く競馬に携わってきた私には痛いほどよく分かっています。馬の能力が同世代で突出していることはもちろん、体調の変動が激しいサラブレッドを目標のレースで最高の状態に仕上げなければならない。特に菊花賞では、夏場の過ごし方も難しくなる。順調なだけでなく、成長も促さなければなりません。  今年、大偉業に挑むディープインパクト。写真を見た瞬間、あまりの充実ぶりに正直驚かされました。春の皐月賞、ダービー当時には細身で幼さが残る馬体に辛口の点数をつけたこともあった。柔軟性やバネの強さは十分感じられるものの、必要な筋肉がつききっていない印象を受けたもの。それが今回は、全体に幅が出てどっしりしている。  肩先や腹回りに厚みが出て、尻の部分ははちきれそうに盛り上がっている。皆さんも、あばらが浮いてトモ(後肢)も細く見えるダービー時の写真と見比べれば、その変化にすぐ気付くはずです。長所である骨格のバランスの良さや柔らかさはそのままに、力強さがプラスされて安定感が増している。肌の張りの良さが目立ち、太い感じは全くしない。完成の域に近づいた印象です。  馬体に物足りなさが残った春シーズンでも圧倒的に強かった馬が、無事に夏を越しただけでなく大幅に成長。仕上がり状態も申し分なく、強力なライバルは不在。偉業達成を阻む要素は何もないでしょう。私もファンの皆さんと一緒に、歴史に残る大一番をじっくり堪能したい。 [ 10月19日 6時4分 更新 ]

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