Ｇ1
競馬予想を主にしています。軸馬を決めて、馬連・ワイド予想を提供しています。無料で得たお金を元に、競馬で小遣い稼ぎをしようということで、懸賞サイト紹介もしています。
中山競馬場
携帯からも見れます。競馬予想大会、名勝負投票など。
ＧI
ワイド＆複勝馬券を駆使して中央競馬と戦う男「ワイド」のホームページです。
万馬券穴馬的中
レースの前に勝つ馬がわかる競馬予想サイト
オークス
シルクＨＣ一口馬主愛馬紹介、競馬予想など。
データ予想
重賞のデータを公開中。その他にも掲示板等があります。
馬券
予想大会参加者募集
血統
競馬1点予想法のご紹介です解説書どおりに予想すれば同じ買い目が出ます この予想法は当方が研究したもので他の方の予想法を参考にしないオリジナル予想法です)
枠連
３連単予想も完全買目指示で開始。
ウマ
コンスタントに的中させる女馬券師が、ＪＲＡ重賞競走の予想＆レース回顧を中心に競馬にまつわるあれこれをお届けします。
第4話 天馬の称号
昭和51年のクラシック戦線は、貴公子こと関西の星・テンポイントが主役を張ると思われていた。
テンポイントは夏の函館でデビューしたときからスター街道をばく進してきた馬である。新馬戦をレコード勝ちしたあと、条件戦のもみじ賞を楽勝。その後も阪神3歳ステークス（*現、阪神ジュベナイルフィリーズ。当時は関西の2歳王者決定戦だった）でブッチ切り勝ちを収め、4歳（*現在の馬齢表記で3歳）になって東上してからも、東京4歳ステークス（*現、共同通信杯）、スプリングステークスを連覇している。重賞3勝を含む無傷の5連勝で本番に臨むのだから、中心視されたのも当然であろう。
また、テンポイントは強いだけの馬ではなかった。“貴公子”と呼ばれたほどの、尾花栗毛の美しい馬でもあったのだ。それに加え、祖母クモワカの伝貧（でんぴん）事件という数奇な血の運命を背負う、どこか悲劇的な匂いを漂わせる独特の雰囲気も持っていたのである。ファンの絶大な支持を得たのも自然なことであろう。
そんなテンポイント一色の状況に“待った”をかけるかのように登場してきたのがトウショウボーイである。1.7倍の大本命に推されたテンポイントに次ぐ、2.7倍の2番人気。いかに無敗で3連勝した馬とはいえ、条件戦しか経験していないことを考えれば、トウショウボーイの素質がいかに高く評価されていたかがわかるだろう。いずれにせよ、新星トウショウボーイが、テンポイントにどこまで肉薄できるか、というのが大方の下馬評である。そして、この皐月賞こそが、トウショウボーイ、テンポイントによる宿命の対決のプロローグであった。
皐月賞は朝日杯3歳ステークス（*現、朝日杯フューチュリティステークス。当時は関東の2歳王者決定戦だった）の覇者ボールドシンボリの先導で始まった。注目のテンポイントはほぼ中団の9番手あたりに控えている。もう一頭の注目馬、トウショウボーイは好位の4、5番手を進んでいた。
勝負どころの3コーナーを回っても、まだボールドシンボリが粘っていた。府中名物（この年はストのため開催日程が狂い、皐月賞は1週間遅れで東京競馬場で行われている）のけやきに差し掛かる頃、トウショウボーイは外に持ち出す。レース前、保田に「スピード任せにせず、抑えた競馬をしてくれ」と指示されていた池上は、他馬に邪魔されずに上がれるよう、障害のない位置に出たのだ。と同時に、先行馬群目指して徐々に詰め寄っていく。それでも、手応えはまだまだ余裕があり、ほとんど馬なりのままであった。
昭和51年4月25日「皐月賞」（東京芝2000）トウショウボーイの見事な勝ちっぷりに、人は“天馬”の称号でトウショウボーイを呼ぶようになっていった。この皐月賞こそが、トウショウボーイ、テンポイントによる宿命の対決のプロローグであった。
そして迎えた4コーナー。引っぱり切れない勢いで上がっていったトウショウボーイは、直線に入るや否や矢のように伸びてゆく。坂を駆け上がってあっさりとボールドシンボリを交わすと、あとは全くの独壇場であった。青息吐息のテンポイントが、熾烈な2着争いをなんとか抜け出すのを尻目に、トウショウボーイは悠然とゴールを駆け抜けている。後続との差は何と5馬身。しかも、勝ちタイムの2分1秒6は皐月賞レコードであった。
「相手はテンポイント1頭しかいないと踏んでいましたが、あんなに楽勝するとは想像もしていませんでした」
と、保田隆芳は当時を述懐する。恐るべきレースぶりに舌を巻いたというのが正直な感想であろう。それは、当事者だけでなく、レースを目撃した全ての者に当てはまる。
「これまでのどんなサラブレッドよりもスケールの大きい馬」
トウショウボーイの見事な勝ちっぷりに、マスコミもこぞって褒めそやしていた。このあたりから、人は“天馬”の称号でトウショウボーイを呼ぶようになっていた。
いずれにせよ、トウショウボーイの強さだけが目立った皐月賞であり、誰もがスーパースターの出現に衝撃を受けていたのである。
インパクト19日は武豊で追い切り/菊花賞
2005年10月19日（水） 8時52分 日刊スポーツ
菊花賞で無敗の3冠馬を目指すディープインパクト（栗東・池江泰郎）は18日、馬場開場直後の午前6時すぎに坂路に姿を見せた。4ハロン74秒7とゆったりとしたペースで駆け上がり、その後はDウッドコースへ移りキャンター。直線の2ハロンだけ15−15（1ハロン15秒）で流した。手綱を取った池江助手は「最後の2ハロンだけハミを取らせた。レースが近いことを分かっているみたいだね。言うことなしのいい状態。戦闘モードに入っている」と笑顔を見せた。今日19日の追い切りは武豊騎手が騎乗し感触を確かめる予定だ。
[ 10月19日 8時52分 更新 ]