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第9話 決戦、有馬記念! 昭和52年12月18日「有馬記念」(中山芝2500)1コーナーから延々と続いたテンポイントとトウショウボーイの問答無用の一騎討ちに、中山競馬場のスタンドは騒然となった。最終コーナー。傾きかけた夕陽が並んだ2頭の馬体を包み込むように照らし、テンポイントの、トウショウボーイの姿が、この世の物とは思えぬくらい神々しく輝いた。  昭和52年12月18日、中山競馬場。まさに“天下分け目の関ヶ原”が始まろうとしていた。 「トウショウボーイは今年の有馬記念を最後に引退することが決まっている。だから、もしこのレースで負けでもすれば、テンポイントは永久にトウショウボーイの下馬になってしまう。そんなことは絶対に許されない。死んでも勝つ!」  レース前、テンポイント鞍上(あんじょう)の鹿戸明は事あるごとにそう繰り返していた。それに対し、トウショウボーイ鞍上の武邦彦は真っ向から反論した。 「TT(テンポイント、トウショウボーイ)の闘いは過去4勝1敗でトウショウボーイに軍配が上がっている。唯一先着を許した菊花賞は、体調が万全でなかったうえに、距離適性の差もあった。距離適性を考えれば、天皇賞で負けたことは全く気にならない。2500メートルの有馬記念なら、昨年レコードで勝っているように負けるわけがない!」  そして、武邦彦は最大級の自信を次のように表現している。 「どう乗ってもオレが勝つ!」  レース前から鞍上同士の激しい舌戦が行われ、いやが応でも決戦ムードが高まったが、結局本命に推されたのはテンポイントであった。実績からいえば明らかにトウショウボーイのほうが上だが、ひとまわり逞(たくま)しくなって秋競馬を順調に消化したテンポイントが、前走で大敗を喫したことでいくばくかの不安を作ったトウショウボーイを凌駕(りょうが)するのではないか、と見られていたのである。また、これまでの経緯から、心情的にテンポイントを応援するファンも多かった。  スタートが切られると、出走各馬が一斉に飛び出した。ただ、ハナを奪ったのは、大方予想されていたスピリットスワプスではなく、トウショウボーイだったのである。  世紀の一戦は、主役の1頭が積極策に出たことから始まった。  こうなると、もう一方の主役も黙ってはいない。鹿戸・テンポイントは武・トウショウボーイに執拗(しつよう)に絡んでいったのである。牽制(けんせい)しあって脚を温存するなどという駆け引きは一切なかった。武邦彦は、天皇賞でグリーングラスとやりあって共倒れになったことを鮮明に覚えているはずだが、いざレースが始まると、そんな危惧(きぐ)などが入りこむ余地がなかった。鹿戸明にしても、宝塚記念のような“タメ殺し”の二の舞はご免だ、という頭があった。両者とも、馬を信じて力で相手をねじ伏せることが真の勝利だと信じていたのである。  テンポイントがトウショウボーイの前に出ようとすると、それを待っていたかのようにトウショウボーイもピッチを上げる。それでもテンポイントは執拗に前に出ようと絡んでゆく。また、トウショウボーイは意地でも抜かせない……そんな激しい攻防が、1コーナーから2コーナー、そして向こう正面と、延々と続いていた。まったくなんというレースであろうか……。  問答無用の一騎討ちに、中山競馬場のスタンドは騒然となった。  天皇賞の二の舞だ……。  テンポイントとトウショウボーイの共倒れを直感したものは一人や二人ではあるまい。彼らは、それくらい破滅的な競馬をやっていたのである。  それでもテンポイントとトウショウボーイは強い。勝負どころの3分3厘を迎えても、脚色の衰える気配は一向に見られなかった。そして迎えた最終コーナー、テンポイントは外を回ってトウショウボーイに並びかけ、ほとんど並走の状態となったのである。  このときの光景を、筆者は生涯忘れることはないだろう。まるで額に入れて飾ったお気に入りの写真のように鮮明に焼き付いている。  傾きかけた夕陽が並んだ2頭の馬体を包み込むように照らしていた。金色に輝くテンポイントの、トウショウボーイの姿が、この世の物とは思えぬくらい神々しく見えた。そして彼らの走りを、勝負という次元でなく、なにか情緒的な思いで見ていることを感じた。

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池江泰郎師も満足「いつも通り」/菊花賞 2005年10月20日(木) 9時0分 日刊スポーツ ディープインパクトの最終追い切りを終えた武豊騎手(左)は帰りを待ちわびた池江泰郎調教師と談笑 <菊花賞:追い切り>  池江泰郎師は普段通りの穏やかな目でディープインパクトの走りを見守った。「思い通りの調整。追い切りは最後のポイントだったが、気分良さそうに走っていた。息遣いも荒くないし変わりないね。武豊騎手も『非常に良かった』と言ってくれたから。何も言うことはないね」。G1・12勝、メジロデュレン、メジロマックイーンと2頭の菊花賞馬を育て上げたトレーナーはうなずいた。  池江師の口癖は「いつも通りの調整でいいんだ」。大一番が迫っても、それは日々の積み重ね。時おり劇的に良くなることはあるが、馬と過ごす毎日を継続しているだけだ。そしてレースに行けばジョッキーと愛馬を信じるのみ。初の3000メートル戦でも「距離と2度の坂越えはこなしてくれると信じている。どういう競馬でもできる」と意に介していない。その絶対的な能力に最大限の信頼を寄せている。  41年、セントライトが日本初の3冠馬に輝いた年に池江師は生まれた。あるテレビ番組で、セントライトに携わった関係者がインタビューされている姿を目にした。師が生まれた7カ月後にセントライトが初の3冠を達成。今度は自分自身に3冠のチャンスが巡ってきた。「インタビューを受けていた関係者はもう80歳を超えていた。何十年か後にディープインパクトみたいな馬が出てきたら、『当時の関係者』として出るのかな」と笑う。3冠馬の系譜は64年の歳月を経てつながっている。  木、金曜は軽めの調整予定。緩急の「急」が追い切りなら「緩」は直前調整。最後までメリハリのある調教を続ける。レース直前、馬場に向かう武豊騎手に伝える言葉もいつも通り。「気をつけてな。頼むぞ」。【高橋悟史】 [ 10月20日 9時0分 更新 ]

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