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第5話 雌伏(しふく)は続く 昭和51年11月14日「菊花賞」(京都芝3000)テンポイント、ライバルのトウショウボーイに雪辱なるか! というところにグリーングラスがインから強襲。1着グリーングラス(写真・内11番)、2着テンポイント(写真・中13番)、3着トウショウボーイ(写真・外7番)。テンポイントは、勝負に勝ちながらもレースに負けた。  4歳(*現在の馬齢表記で3歳)春時点でいえば、ダービーに敗れたとはいえ、トウショウボーイが1枚も2枚も抜けている、という評価が大方の見方であろう。それとは対照的に、テンポイントは急激に評価を落としていた。とくに関西のレースで圧勝を続けながらも、東上したとたん苦しいレースを続けたことで、 「所詮(しょせん)はレベルの低い関西だから強いレースができたというだけの話だろう」  といった辛辣(しんらつ)な声まで出始める始末であった(注・当時は全くの東高西低という勢力図であった)。そんな世評は、テンポイント鞍上(あんじょう)の鹿戸明をいらだたせた。 「テンポイントが見くびられるのが、何よりも悔しい。東京4歳ステークス(現、共同通信杯)は本番を見越して6、7分の仕上げ、スプリングステークスは私の乗りミスと、苦戦した原因ははっきりしている。皐月賞にしても、ストによる順延のおかげで、ギリギリに仕上げたテンポイントの体が落ちてきたのに対し、トウショウボーイはストのおかげで体を立て直すことができたという対照的な運不運があった。あの5馬身は2頭の力関係をそのまま表しているわけではない」  菊花賞で雪辱を。  それがテンポイント陣営の合言葉であった。  しかし、菊花賞が近づくころになっても、“トウショウボーイ絶対”の声はまったく揺らぐ気配はなかった。  札幌記念では出遅れながらも激しく追い込んでダート王グレートセイカンに僅差(きんさ)の2着、神戸新聞杯では、2000メートルを1分58秒9という当時としては信じ難い日本レコードでブッチ切り、誰もを唖然(あぜん)とさせている。まさにスーパーホースというべきであろう。しかも、ダービーで若さをさらけ出した池上昌弘から、福永洋一へと鞍上強化が行われたのだ。負ける要素は極めて少ないといわなければならない。  それに対してテンポイントはというと、古馬相手の京都大賞典とはいえ3着に敗れているのである。しかも、勝ったのは同じ4歳(*現在の馬齢表記で3歳)馬で、誰も見向きもしなかったパッシングベンチャだったのだ。“雪辱は厳しい”という評価が蔓延(まんえん)したのも当然だろう。  単勝1.8倍という圧倒的1番人気にトウショウボーイ、2番人気にクライムカイザー。そして大きく離された3番人気にテンポイントというのが菊花賞の前評判であった。  だが、テンポイントはそんな声に反発するように健闘した。向こう正面から3コーナーに差しかかるあたりで仕掛けていったトウショウボーイを積極的に追いかけたのである。そして、4コーナー回って最後の直線にはいると、外目を回ってスパートをかけたトウショウボーイを、横目で見るように内からかわしたのだ。 「テンポイント雪辱なる!」  京都競馬場に詰めかけた誰もがそのような確信を持ったに違いない。ところが……。  ところが、さらに内から緑の覆面を被(かぶ)った伏兵グリーングラスが突っ込んできたのである。トウショウボーイをかわすことに全精力を傾けたテンポイントに、グリーングラスを抑え切る余力は残っていなかった。  1着グリーングラス、2着テンポイント、3着トウショウボーイ。  テンポイントは、勝負に勝ちながらもレースに負けたのである。  続く有馬記念でも、テンポイントは苦汁をなめることになる。  フジノパーシア、アイフル、エリモジョージという3頭の天皇賞馬、前年の菊花賞馬コクサイプリンス、2冠牝馬(ひんば)テイタニヤ、中距離王ヤマブキオー、外車スピリットスワプスらの超豪華メンバーを向こうに回し、天馬トウショウボーイがレコードで圧勝したのである。テンポイントは、4コーナーで外に弾(はじ)き飛ばされる不利もあって、1馬身半差の2着まで詰め寄るのが精一杯であった。

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フサイチアウステル 絶好 2005年10月20日(木) 10時45分 デイリースポーツ  「菊花賞・G1」(23日・京都)池江郎師の共同会見から約2時間後。同じ場所で、息子の池江寿師がフサイチアウステルの会見に臨んでいた。「親子ワンツーならいいですね」と投げかけたインタビュアーに「どっちがワン(1着)でしょう?」と返した若きトレーナー。その自信は手掛けた馬への信頼だろう。  坂路↓CWへ。僚馬ロックスピリッツ(古馬500万下)を2馬身後ろから追い掛けた最終リハ。久々となる藤田とのコンビネーションもピタリ。ラスト1Fで追い出すと、1馬身差をつけて先着した。  ソラを使いゴール前で差されたセントライト記念。ウイークポイントを埋めるため、最後まで気を抜かせないことを主眼に調整されてきた。「もう少し突き放すかと思ったけど、時計を見るとかなりのラップ。ジョッキーは“春より追い出しての頭の位置が低くなった”と言ってくれました。成長してますね」。  今年のセレクトセールで6400万円の値が付いたディープインパクトのおい(スターズインハーアイズの牡、父ダンスインザダーク)の入きゅうも決まっている新進気鋭のトレーナー。調教師として初のG1が父の管理するディープの3冠がかかった菊花賞とは何かの因縁か。  相手が強いことは百も承知。それでもあきらめる気などない。「長くいい脚を使えるしムキにならない。淀の三千という舞台を生かせば、可能性はゼロじゃない」。怪物に、そして父に。最高の舞台で挑戦状を叩きつける。 [ 10月20日 10時45分 更新 ]

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