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第4話 宿命のライバル 昭和51年4月25日「皐月賞」(東京芝2000)1番人気に支持されたテンポイント(写真2番手左端)は、後に“天馬”と称されることになる新星トウショウボーイに5馬身離されての2着。宿命の対決はトウショウボーイの圧勝で幕を開けた。  無傷の5連勝でクラシックへ。  このような実績から、テンポイントが皐月賞で1番人気に支持されたのは当然であろう。ただ、4歳(*現在の馬齢表記で3歳)になって東上してからの2戦は、3歳(*現在の馬齢表記で2歳)時のような美しく絶対的な勝ち方は影をひそめ、どちらかというと苦しい競馬を強いられていた。それだけに、圧倒的に優位とはいいきれない状況になってきたのである。  それに追い打ちをかけたのが、新星の登場であった。  宿敵トウショウボーイである。  トウショウボーイは、生来の腰の甘さからデビューが遅れて4歳(*現在の馬齢表記で3歳)時にずれこんでしまったが、新馬、つくし賞、れんげ賞とこれまた無傷の3連勝で通過した。重賞未経験とはいえ、レース内容からは底知れない能力が感じられる。とくに他馬を寄せつけないスピードは圧巻で、後にトウショウボーイは“天馬”と呼ばれるようにさえなっている。そのような点から、幾多の重賞勝ち馬をさし置いて、テンポイントに次ぐ2番人気に推されることになった。  ちなみに、トウショウボーイの勝った新馬戦には、TTG(テンポイント、トウショウボーイ、グリーングラス)の一角グリーングラスと、オークス・トライアルや毎日王冠を逃げ切った名牝(めいひん)シービークインが出走していたという珍しいレースであった。このとき、トウショウボーイのとてつもない走りっぷりに感動したシービークインのオーナー・ブリーダー千明大作が、シービークインが繁殖に上がったときにトウショウボーイを交配しようと決心し、その結果、3冠馬ミスターシービーが誕生したことはあまりにも有名である。  昭和51年4月25日、皐月賞(注・この年はストのため東京競馬場で皐月賞が行われた)。  テンポイント、トウショウボーイによる宿命の対決はこの時から始まったのだ。日本競馬史上にくっきりとアンダー・ラインが引かれた数々の名勝負のプロローグである。  レースは東の3歳(*現在の馬齢表記で2歳)チャンピオン、ボールドシンボリの先導で始まった。それにトウショウボーイ、ユザワジョウ、テンポイントが続き、よどみのないペースでレースは流れた。そんななか、大観衆の視線が終始テンポイントの、そしてトウショウボーイの姿を追っていたのはいうまでもない。  好勝負を期待していた大観衆が大きくどよめいたのは、4コーナーを回ってからだった。楽な手ごたえで坂を駆け上がったトウショウボーイが、みるみるうちに後続を引き離して独走状態にはいったのである。そして、2着争いの集団を5馬身も引き離して悠然とゴールに飛び込んだ。あまりの強さに声を失ったファンも少なくない。一方のテンポイントはというと、トウカンタケシバをかわすのがやっとの2着であった。  このように、宿命の対決はトウショウボーイの圧勝で幕を開けたのである。  続くダービーでも、テンポイントは雪辱を果たせなかった。いや、それどころか、レース中に骨折し、デビュー以来最悪の7着に敗れてしまったのである。4歳(*現在の馬齢表記で3歳)春の競馬は散々もいいところであろう。  ただ、ダービーに勝ったのはトウショウボーイではなかった。まったく眼中になかった馬に足元をすくわれ、2着に終わったのである。  勝ったのは、クライムカイザーであった。  レース前、トウショウボーイ鞍上(あんじょう)の池上昌弘は、 「まだ馬が若いので、他馬に寄られるとひるむところがある」  と、発言した。考えようによっては、弱点を教えることになりかねない極めて危ないコメントである。そのように転がり込んできた幸運を黙って見過ごすほど、老練・加賀武見はお人好しではない。直線でトウショウボーイに詰め寄って奇襲をかけるという、池上が語った弱点を見事に突いた戦法でクライムカイザーをダービー馬に導いたのである。インタビューでいらないことをペラペラとしゃべってしまった池上の若さが、天馬の勝利を阻んでしまったわけだ。  ちなみにこのクライムカイザー、負けるはずのないスターホースを破ったことから、自身の名前をもじられ“犯罪皇帝”と呼ばれることになる。

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ディープインパクト これが王者の脚 2005年10月20日(木) 10時45分 デイリースポーツ 無敗3冠へスキなく仕上がった武豊ディープインパクト=栗東トレセン  「菊花賞・G1」(23日・京都)万全で牡馬クラシック最終章に立つ。6戦6勝のディープインパクト(牡3、栗東・池江郎)が、武豊を背に栗東トレセンのDWコースで最終追い切りを行い、僚馬を一瞬で突き放す極上アクションを披露した。94年ナリタブライアン以来6頭目の3冠制覇、そしてシンボリルドルフ以来、21年ぶり2頭目の無敗での3冠達成へ不安はなし。枠順は20日、決定する。  6戦6勝、まだ負けを知らない。その味を知るつもりもない。大一番の菊へ向けて、ディープインパクトが完ペキな輝きを放った。取り付く脚、追っての反応、すべてが圧巻だった。不安もない。油断もない。史上2頭目の馬になる準備に抜かりはない。  坂路でのウオーミングアップを終えると、武豊が待っていた。主戦の手綱でDWコースに踏み入れると、まずは僚馬フェイトトリックス(4歳500万下)が2馬身ほど先行。まるで淀の坂越えを想像させるようにじわりと迫り、直線で並びかける。ラスト1Fでわずかに動く鞍上のこぶし、11秒5の数字とともに瞬時に1馬身ほどの差をつくった。  伝わってきた感触がユタカに心地よさを生む。「いい動きでしたし最終追い切りとしては理想的。今朝の段階では、しっかり準備はできたと思います」。11年ぶり史上6頭目の3冠馬の誕生、そして長い競馬史に1度しか刻まれていない、84年の皇帝シンボリルドルフ以来の無敗3冠。増し続けた衝撃は夢の膨らみとなり、そして今、現実になろうとしている。  大きなチャンスに、ユタカの気持ちも自然に高まっていた。「今年はちょっと特別ですね。責任を凄く感じます。やり直しがききませんから。ここまで来て、自分のミスで負けることは絶対に避けたい」。突き上げる熱い思いが、そのまま誓いの言葉になった。  これまで12頭が3冠に挑戦し、半数以上が夢破れている。しかし、不敗伝説に幕を下ろすつもりはない。勝ち続けることで見る者の心を奪ってきた。これまでと同じように、いやそれ以上の強さで、自らの名を歴史に刻みつける。 [ 10月20日 10時45分 更新 ]

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