レースの前に勝つ馬がわかる競馬予想サイト


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第12話 終わりの予感 昭和62年12月13日、中山競馬場でミホシンザンの引退式が行われた。大雪のため前週の予定が一週延期となり、そしてこの日も大雪で午前のレースをもって競馬は中止された。芝コースが閉ざされ、ミホシンザンはファンの前で初めてダートコースを駆けた。ゼッケンは、最後の勝利を挙げた天皇賞・春の6番。  6歳(*現在の馬齢表記で5歳)になってGIIレースに連勝したミホシンザンは、大目標である春の天皇賞に出走してきた。この年の天皇賞は、GIレースとしては珍しい10頭立てという少頭数であった。しかも、メンバー中のGI勝ち馬は、ミホシンザン以外にクシロキング(前年の春の天皇賞勝ち馬)しかいないのである。そのクシロキングにしても、本命に推された前年の宝塚記念で惨敗して以来、極度の不振をかこっていた。春の古馬戦線最大のレースとしては、物足りないメンバー構成というべきであろう。  それだけに、完全復活を果たしたと見られるミホシンザンにとっては“タダもらい”のようなレースに思われていた。事実、ミホシンザンの単勝配当は130円という圧倒的数字である。どう見ても“頭は堅い”と考えられていたのだ。  天皇賞のスタートが切られると、まずハナを奪ったのは、かつての阪神大賞典でレコード勝ちしたステイヤー、シンブラウンであった。それにイチヨシマサルと2番人気のニシノライデンが続く。注目の大本命、ミホシンザンはほぼ中団を進んでいた。3200メートルの長丁場、しかも少頭数とあって、レース自体は淡々と流れていた。しかし、ミホシンザンにとってはうんざりするような展開であったろう。というのは、“大器”といわれ続けたアサヒエンペラー(皐月賞、ダービーともに3着)が、執拗なまでにミホシンザンをピタリとマークして追走していたからである。3コーナーに差しかかったところで、ミホシンザンが例によって得意のまくりに出た。これは、勝負が佳境に入ったことを意味する。本命馬の動きはレース全体の流れを支配することが多いのだ。ところが、ミホシンザンの手応えは怪しく、思うように伸びない。そのため、ずっとミホシンザンをマークし続けていたアサヒエンペラーが、他の馬にターゲットを切り替えたほどである。京都競馬場はにわかにザワついてきた。そして迎えた4コーナー、先行していたニシノライデンが外に持ち出しスパートをかけた。そこにマルブツファースト、アサヒエンペラーが追いすがる。ミホシンザンは、一瞬進路取りにためらいをみせたが、結局切れ込むようにしてインをついた。だが、日経賞で見せた爆発的な瞬発力は望むべくもない。それでもミホシンザンの底力は凄まじい。なんのかんのといっても、結局は勝ち負けの争いに加わっていたのである。  直線にはいると、勝敗の行方は内のミホシンザン、外のニシノライデンに絞られたかのように見えた。そして、両馬は内外に大きく離れ、ほぼ同時にゴールインしたのである。瞬時には判断しかねるほど際どい決着であった。しかも、外にいたニシノライデンのほうが有利にすら見えただけに、スタンドは騒然となっていた。ただ、どよめきの理由は勝敗の行方だけが理由ではなかった。電光掲示板に審議の青ランプが灯っていたからである。 昭和62年4月29日「天皇賞・春」(GI、京都芝3200)ゴールではミホシンザン(帽色緑)とニシノライデンが内外に大きく離れ、ほぼ同時にゴールインした。際どい決着のうえに審議の青ランプ。1着ミホシンザン、そして2着に入線したニシノライデンは進路妨害で失格という結果に終わった。  問題のシーンは直線であった。  当初は、最内のミホシンザンを巡って外からニシノライデンが迫り、そのさらに外からアサヒエンペラーが猛追するという態勢であった。ところが、エンペラーの内にいたはずのニシノライデンが、いつのまにかエンペラーの外に回ってゴールしていたのである。しかも、アサヒエンペラー鞍上(あんじょう)の蛯沢誠治が、行き脚をさえぎられたせいで一瞬立ち上がっていたのだ。  ニシノライデンが斜行した……。  審議の対象は、明らかにニシノライデンの進路であった。そういえば、ニシノライデンは、前年の朝日チャレンジカップで1着失格を食らうという前科を持つ馬である。  しばらくすると、電光掲示板に一応の着順が表示された。1着ミホシンザン、2着ニシノライデン、3着アサヒエンペラーというものであった。1、2着の着差は“ハナ”。ニシノライデンが若干有利に見えただけに、観客は意外な面持ちで掲示板に見入っている。だが、相変わらず審議が続いており、観客のざわめきがやむことはなかった。  「こんな大レースでまさか失格はないだろう」  長い審議にシビレを切らしたファンのなかには、勝手にそんな推測をしはじめるものまでいた。確かに、ダービーのミスターシービー、皐月賞でのシンボリルドルフと、ラフプレーをしても、GIレースで失格になったケースはまずないといってよい。皐月賞でのシンボリルドルフには審議のランプすら点灯しなかったほどなのだ。  ところが……それまでの淀んだ空気を引き裂くように、場内アナウンスがニシノライデンの失格を告げた。ニシノライデンは外によれながら走っていたのである。そのため、アサヒエンペラーが進路をカットされてしまったのだ。パトロール・フィルムを見ても失格は妥当といえるであろう。  GI連対馬の失格という前代未聞の事件はさまざまな憶測を呼んだ。もし、ニシノライデンがまっすぐに走っていたらどういう結果になっていただろうか、と。大方の意見が一致するのは、「まっすぐに走っておればニシノライデンが勝ったであろう」ということである。2頭の着差はわずか“ハナ”でしかなかっただけに、ヨレた分の距離ロスがなければ、逆にミホシンザンの前にいた可能性は大きい。  問題はアサヒエンペラーである。「前をカットされなければ突き抜けていた」という意見と、「いや、脚色はいっぱいだった。不利がなくても3着だろう」という意見が真っ向から対立しているのだ。さらには、「ニシノライデンが楽勝し、そのあとにエンペラーが続いた。ミホシンザンは3着だよ」という声もある。競馬に“タラレバ”は禁物とはいえ、事情が事情だけに様々な憶測が飛び交ったのも当然であろう。  すったもんだがあったが、結果的にはミホシンザンは勝つことができた。しかし、1.3倍の大本命馬、そして現役最強馬としては素直にうなずけない内容といわねばならない。 「もうそろそろ潮時かもしれない……」  これまでミホシンザンが走った全てのレースにおいて手綱を取ってきた柴田政人は、天皇賞のあと、そんな予感に駆られたという。本来のミホシンザンであれば、世評どおりのブッチ切りで勝たねばならないはずなのだ。限界。そんな2文字が浮かび上がってくるのを打ち消すことはできなかった。

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インパクト担当・市川厩務員が入院 2005年10月21日(金) 6時2分 スポーツニッポン  ディープインパクト担当の市川明彦厩務員(46)が、18日の業務中に腰をひねるアクシデントがあった。19日は午前中だけ馬の世話をして半休。その後、痛みはないものの、歩行が困難になったため、栗東市内の病院で診察、検査のため1泊した。20日の業務は休み、インパクトの世話は池江敏行助手が代行。市川厩務員は20日午後に厩舎に顔を見せた。21日には業務に復帰し、菊花賞当日はインパクトに帯同できる見通し。  ◆池江郎師の話 このようなケースはよくあること。うちの厩舎はチームワークがいいし、周囲がフォローすれば通常通りにできる。心配はいらない。 [ 10月21日 6時2分 更新 ]

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