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第10話 屈辱の日々  年明けた昭和61年、5歳(*現在の馬齢表記で4歳)になったミホシンザンには、シンボリルドルフが日本を去った後の現役最強馬となる義務が課せられていた。とりあえずの目標は春の天皇賞。有馬記念のあと3か月の休養を取ったミホシンザンは、前年のルドルフと同じように日経賞から始動した。  ところが、単勝1.4倍の支持を集めながら、不得手の道悪だったせいもあり生涯最悪の6着に惨敗している。おまけに2度目の骨折が判明し、またもや休養生活を余儀なくされる。ポスト・シンボリルドルフへの道は遠いといわねばならない。  苦難の道はその後も続いた。  故障が癒え、久々に現場復帰がかなったのは、東京競馬場での毎日王冠であった。完全復帰が期待されたが、サクラユタカオー、ニッポーテイオーに遅れをとる3着に敗れている。  毎日王冠の後、ミホシンザンは予定どおり秋の天皇賞に出走した。前哨戦で敗れはしたが休み明けで仕方がないと思われていた部分もあり、例によって本命に推されたのはいうまでもない。  ところが、ミホシンザンはまたもや3着に負けてしまったのだ。今回は一度叩いているだけに、毎日王冠のような言い訳は立たない。勝ったのは同期のサクラユタカオーであった。ユタカオーは骨折で春のクラシックを棒に振り、復帰した4歳(*現在の馬齢表記で3歳)秋と5歳(*現在の馬齢表記で4歳)春はいま一つのレースを繰り返していたが、5歳(*現在の馬齢表記で4歳)秋になってようやく順調度を取り戻し、毎日王冠、天皇賞を連覇したのである。しかも、2走ともに日本レコード(毎日王冠1分46秒0、天皇賞1分58秒3)。フロックでなしえる仕事ではない。ミホシンザンが「シンザン最後の傑作」といわれたのに対し、サクラユタカオーが「テスコボーイ最後の傑作」と呼ばれたのは当然であろう。  同期のサクラユタカオーの台頭によって、ミホシンザンの株はにわかに急落しはじめた。なかには、「もしユタカオーが故障しなければ、皐月賞はユタカオーのものだったろう」といった意見まで出始め、“幻の3冠馬”という名声も錆びついてきたのである。  その後、ミホシンザンはジャパンカップで少しだけ名誉を回復する。レースはジュピターアイランド、アレミロードという2頭の外国馬による叩き合いで決着がついたが、ミホシンザンは日本馬として最先着の3着。1番人気のサクラユタカオーが6着に敗れているだけに、「やはり現役最強はミホシンザン」という評価を取り戻したのである。これで有馬記念に勝てば、完全に名誉回復となるのだが、そうは問屋が卸さなかった。  ジャパンカップが評価され、ミホシンザンは再び本命の座に返り咲いたが、この日のレースではいささか覇気に欠けていた。先行したダービー馬ダイナガリバーを追いかけたが、直線にはいってからはいつものようなキレがなかった。しぶとく粘るガリバーを捉え切れないのである。そればかりか、レース前半は後方でじっとしていたギャロップダイナにも差される始末。これでは現役最強馬どころの話ではない。  なお、昭和61年度の年度代表馬は、この有馬記念が決め手となり4歳(*現在の馬齢表記で3歳)のダービー馬ダイナガリバーが選出された。最優秀古馬は、毎日王冠、天皇賞のレコード制覇がモノを言ってサクラユタカオー。ミホシンザンは最優秀父内国産馬に選出されたものの、5戦未勝利という成績だけに、その顕彰も“同情票”と陰口を叩かれる始末であった。

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ローゼンはアンカツマジック期待/菊花賞 2005年10月21日(金) 8時56分 日刊スポーツ 「東で走った時よりトモがしっかりしてきました」と自信ありげなコメントをする安藤騎手(撮影・山岸満) <菊花賞:追い切り>  3冠を狙うディープインパクトに迫る。ローゼンクロイツ(牡3、栗東・橋口)が20日、栗東坂路で追い切られ2馬身先着。好仕上がりをアピールした。菊1勝、春の盾1勝の名手安藤勝己騎手(45)を背に、奇跡の逆転を狙う。  絶対的な強さを誇る2冠馬が立ちはだかる。ローゼンクロイツの橋口弘次郎師(60)のコメントが15頭のチャレンジャーの言葉を代弁している。「価値のある2着なんてない。ただ競馬というものは馬券も売っている。その圏内には入ってもらわないと」。  坂路での併せ馬。ツルマルフェロー(3歳1000万)を2馬身追走からスタートし、2ハロン地点で並んでからは地力の差は歴然だ。4ハロン52秒4−38秒3−25秒4−13秒0で2馬身先着した。  「向こうの手応えが良く見えたので早く並んだが、あっさりとかわしてしまった。並んで抜ける時の動きが良かった。春より跳びがガッシリしてきたというか、腰の力が増している」と騎乗した安藤騎手は話した。長距離輸送のない関西圏では4着以下がなく、コンスタントに能力を発揮している。「輸送で消耗せず能力さえ発揮できれば、ダービーでも3着ぐらいあっていい馬。こっちでは馬がホント元気」。  安藤は03年に中央に移籍以来、菊花賞1勝、天皇賞(春)1勝と淀のG1実績は豊富。より騎手の腕が問われるとされるのが長距離戦。名手に奥の手はあるのか?  「ザッツザプレンティは一瞬で反応できる馬じゃなかった。ロングスパート?  力を出し切ることを考えたら、ああいう形になった。スズカマンボは一瞬の脚を生かした。コーナーが6回もあるから経済コースを通る方が有利。今年も内枠が欲しいね」。  名手にのみ与えられた経験と勝負勘。淀の坂越え名人は2年前にネオユニヴァースの3冠を阻んだ。「ディープとラスト100メートルで馬体を併せる形になれば少しは夢が見られるかもね…。勝負どころでおれのとディープの手応えを見て、追い出しのタイミングを計る。ローゼンの方が良かったら?  そりゃ先に動くしかないでしょ(笑い)」。  希望通りの内枠4番をゲット。淀の下りが勝負の境目になる。真っ向勝負か?  怪物回避か?  名手が最良の選択をするはずだ。【中西典章】 [ 10月21日 8時56分 更新 ]

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