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第6話 圧勝 昭和60年11月10日「菊花賞」(GI、京都芝3000)前走、菊花賞トライアルの京都新聞杯で鮮やかな復活を遂げたミホシンザンが、単勝1.8倍の断然人気にこたえての完勝。2冠目を取りダービー断念の鬱憤(うっぷん)を晴らしたが、関係者にしてみれば、かえってダービー回避の悔しさが蘇ってきたに違いない。 「やはり柴田が選んだ馬は強かった」  スプリングステークスの結果から、そう感じたものは少なくない。しかも、デビュー以来負けなしの3連勝である。ミホシンザンが皐月賞で本命に支持されたのは当然であろう。  けれども、当事者のひとりである谷川利昭は一抹の不安を感じていた。  確かに力のある馬であることはわかっていた。しかし、なんといっても3戦しかしていないキャリアの浅い馬なのだ。多頭数のクラシックで経験不足をさらけ出す可能性がないとはいえない。あのシンザンの仔(こ)ということでマスコミが過剰人気を煽ったことも気にかかっていた。また、折からの雨で馬場が渋っていたことも胃が痛くなる材料といわねばならない。シンザン産駒(さんく)は重が下手といわれており、ミホシンザン自身もフットワークの大きい馬なので、道悪が苦手なのは明らかだったからである。「本当に勝てるのだろうか……」 そんな不安を胸に、谷川はミホシンザンが出走する中山競馬場に向かった。じかにミホシンザンのレースを見るのは、これが初めてであった。ところが、パドックで落ち着き払ったミホシンザンの姿を見たとき、谷川の不安は霧消した。ひいき目を抜きにしても、他の馬とは比較にならない存在感を誇示していたからである。「名手柴田が選んだ馬なんだ」 谷川はそう自分に言い聞かせ、スタートを待った。  皐月賞のゲートが開いたとき、まず先頭に躍り出たのは後にスプリンターズステークスに勝つことになる快速ドウカンテスコであった。それにブラックスキー、ハマノキャプテン、クシロキングなどが続く。注目のミホシンザンは先行集団の直後、7、8番手につけていた。懸念された馬場状態も、日照りと風によって徐々に乾きはじめ、やや重まで回復していたせいか、ミホシンザンの脚色に乱れはない。向こう正面に差しかかる頃には馬なりで3、4番手の位置まで進出していた。 昭和60年4月14日「皐月賞」(GI、中山芝2000)4コーナーを回るころには早くも先頭に立ち、その後は後続との距離は広がるばかり。ゴールでは2着スクラムダイナに5馬身もの差をつけていた。  レースが動き始めた3コーナー過ぎでも、ミホシンザンの脚は軽快であった。抜群の手応えで上がって行き、4コーナーを回る頃には早くも先頭に躍り出ていた。その後はミホシンザンの独壇場である。後続との距離は広がるばかりで、ゴールを駆け抜けたときには2着スクラムダイナに5馬身もの差をつけていた。 「強い!」  これだけの圧勝劇を見せつけられると、もはや能力の違いというしかないであろう。混戦、混戦と言われ続けたのは、いったい何だったのか、といいたくなるようなワンマンショーであった。  それにしても5馬身という着差は決定的といわねばならない。着差だけを取り上げれば、皐月賞におけるミスターシービーは半馬身、シンボリルドルフも1馬身4分の1でしかないのである。こうなると、奇蹟のような3年連続3冠馬誕生の可能性もあながち絵空事とは言えなくなってきた。 「3冠を取っちゃうかもしれない」  鞍上(あんじょう)の柴田政人も、密かにそんな手応えを感じていたらしい。気の早いムキには、「父シンザンの末脚は“ナタの切れ味”といわれたものだが、息子のほうは“カミソリの切れ味”だな」などといった父仔の比較まで始めるものまでいたのである。 「3年連続3冠馬の誕生。しかも、3冠馬の仔による3冠達成」  ミホシンザンの皐月賞制覇は、史上空前の夢を抱かせた。

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インパクト勝率最低の鬼門7番枠/菊花賞 2005年10月21日(金) 8時56分 日刊スポーツ 3冠に向け、いよいよテンションが上がってきたディープインパクト(撮影・山岸満)  菊花賞(G1、芝3000メートル、23日=京都)の枠順抽選が20日行われ、ディープインパクト(牡3、栗東・池江泰郎)は4枠7番に決まった。7番は過去1頭しか勝ち馬が出ていない馬番だが、84年シンボリルドルフ以来、21年ぶり史上2頭目の無敗3冠を目指すインパクト陣営はまったく気にしていなかった。馬券は今日21日に後楽園、新橋のウインズで前々日発売され、22日から全国のウインズ、競馬場などで前日発売される。  注目の枠順抽選は20日午後2時、栗東トレセンでコンピューターによる自動抽選で行われた。一瞬で出走馬16頭の枠順が決まる。枠順が掲載された紙が配布されると、十数人の報道陣が取り合った。ディープインパクトは4枠7番に決まった。過去65回の歴史を持つ菊花賞で、4枠7番で勝ったのは58頭が出走して93年のビワハヤヒデ1頭だけ。勝率はわずか1・7%しかない。1〜16番枠までで最低の数字だ。  ゲートは奇数番枠から先に入り、偶数番枠が後に入る。スタートがうまくないインパクトにとって、ゲートの中で待たされる奇数より偶数の方が良かった。待たされて、いらいらして、出遅れの危険も高まる。陣営も「できれば偶数がほしい」と言っていた。それが無情にも7番。無敗3冠を目指すには不吉な数字といえないか。だが、この結果に片山裕也助手は一笑に付した。「今さら枠順をどうこう言う馬じゃないでしょう。ラッキーセブンでいいくらい。ひとりのファンとして期待してますから」。  追い切り翌日の20日は坂路を1本キャンターして調整を終えた。坂路コースの最内に進路を取り登坂。追い切りを行う馬が横を通り抜けても、落ち着き払っていた。池江敏行助手は「途中でほかの馬が追い越して行った時でも、ハミは抜いていた。走りが軽いし、いい仕上がり。気持ちの切り替えができている」と笑顔を見せた。  速い時計をマークした追い切りの翌日は、いかにリラックスして走れるかが最大のテーマ。レースに向けてテンションが上がっている中で、淡々と走り抜けたことで精神面での成長を感じさせた。池江助手は「21日の朝は少しハミを取る(自分から走る気になる)でしょう。レースが近づいているので、それくらいでちょうどいい」と自信を深めていた。  ちなみにただ1頭の勝ち馬ビワハヤヒデは、2着に5馬身差をつけレースレコードで圧勝した。その後、同馬はG1を2勝したように、抜けた能力さえあれば枠順は関係ない。たとえ出遅れようが最後はトップでインパクトがゴールを切る。決戦まであと2日。歴史を刻む瞬間は、すぐそこまで迫っている。【高橋悟史】 [ 10月21日 8時56分 更新 ]

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