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第5話 新星登場! 昭和60年3月24日「スプリングステークス」(GII、中山芝1800)実力拮抗のクラシック戦線で注目を集めた皐月賞トライアルのスプリングステークス。デビュー戦で2着以下を9馬身ちぎり新馬のコースレコード勝ちを収めた、わずか2戦のミホシンザンが、単勝1.6倍という断然人気にこたえ、クラシック候補の1番手として名乗りを挙げた。  一寸先はどう転ぶかわからない……。  そんな展開のクラシック戦線であっただけに、どのステップレースにも目が離せないといった雰囲気が漂っていた。なかでも、何頭かの有力馬がぶつかる皐月賞トライアルのスプリングステークスは注目の的であった。  朝日杯3歳ステークス(*現、朝日杯フューチュリティステークス)以来3か月ぶりの実戦となる、3戦3勝のスクラムダイナ。同じくひいらぎ賞以来3か月ぶりとなる、3戦3勝のブラックスキー。この2頭はトライアルの大きな目玉といえるであろう。ほかにも、前走のきさらぎ賞で3着に敗れたものの、まだまだ見限れない西の3歳(*現在の馬齢表記で2歳)チャンプ・ダイゴトツゲキ、2勝馬ながら底を見せていないサザンフィーバー、弥生賞で見せ場を作ったファステスト、不気味な伏兵アズマゲインズといった顔触れも見える。しかも初顔合わせの多いメンバー構成であっただけに、本番に向けて一応の展望が見えてきそうな興味深いレースといえるだろう。  そんななか、本命に推されていたのは、東西の3歳(*現在の馬齢表記で2歳)チャンピオンでもなければ重賞好走馬でもなかった。わずか2戦しか消化していないミホシンザンだったのである。しかも、単勝1.6倍という断然人気であった。  ミホシンザンのデビュー戦は4歳(*現在の馬齢表記で3歳)を迎えたばかりの正月競馬であった。そこで、2着マキノハタ以下を9馬身ちぎる鮮やかな勝利を収めている。しかも、勝ちタイムの1分36秒1は、中山競馬場芝1600メートルにおける当時の新馬レコード(従来はミナガワビクトリーの持つ1分36秒2)であった。そして、2戦目となる水仙賞でも、天皇賞馬モンテプリンス、モンテファストの半弟(はんてい)にあたる評判馬モンテジャパン以下を2馬身半も離す圧勝劇を演じている。このようなレースぶりから、キャリアが浅いとはいうものの、底知れない潜在能力が高く評価されていたのである。ただ、ミホシンザンが本命に推された理由はそれだけではなかった。名手柴田政人の選択が大きくモノをいったのである。  この年、柴田政人は騎乗馬に恵まれていた。3歳(*現在の馬齢表記で2歳)チャンピオンのスクラムダイナ、父がベストブラッドという無名種牡馬ながら卓越した能力を持つサザンフィーバー、快速馬ドウカンテスコ、そしてミホシンザンと、クラシック路線に乗る可能性を持った4頭がお手馬だったのである。当時、柴田は「義理人情が厚く人間関係を優先させるため、かならずしも能力上位の馬を選ぶジョッキーではない」といわれていたが、この年に限っては、素直に脈のある馬を選べる立場にあった。しかも、前年のクラシック戦線では、今年の柴田と似たような状況に置かれた岡部幸雄が、実績上位のビゼンニシキではなくシンボリルドルフを選び(重賞2勝のビゼンニシキに対し、ルドルフはオープン勝ちにとどまっていた。両雄の初対決は弥生賞で実現し、そのとき、岡部はルドルフを選んだ)、そのルドルフが見事3冠を達成したことで、選択が間違いでなかったことを証明していた。ファンの間に「名手の選択に誤りはない」という認識が浸透しはじめていたのも当然であろう。それゆえ、「柴田が選んだミホシンザンこそが、4頭の中でもっとも強い馬」と受け止められたのである。ただ、当の柴田はスプリングステークス直前までかなり迷っていたらしい。将来的にミホシンザンがもっとも有望だと考えていたのはいうまでもないが、「皐月賞まではスクラムダイナに乗っていたい」ともらしていたほどなのだ。 昭和60年3月24日「スプリングステークス」(GII、中山芝1800)ゴールまであと300メートルというところで、後続に3馬身の差をつけ楽勝ムードで逃げていたサザンフィーバーがなんと転倒、骨折して競走中止。そのアクシデントを尻目に先頭でゴールを駆け抜けたのがミホシンザン(帽色青)だった。  注目のスプリングステークスは、柴田政人から増沢末夫に乗り替わったサザンフィーバーの先導で始まった。ペースは落ち着いており、逃げ馬にとっては絶好の流れといわねばならない。事実、サザンフィーバーの手応えは抜群であり、4コーナーを回って最後の直線に入っても力強い脚色で疾走していた。ところが、ゴールまであと300メートルというところで信じられない光景が映し出された。後続に3馬身の差をつけて悠然と逃げ込み態勢にはいったサザンフィーバーが、なんと転倒、骨折して競走中止になってしまったのである。サザンフィーバーの真うしろにいたブラックスキーももろにそのあおりを受け、上位争いから脱落してしまった。なお、サザンフィーバーは予後不良を宣告され、その場で薬殺処分となった。事故の原因は、手前を替える際、ゲートが置かれて窪みになっていたところにつまづいたため、といわれている。  アクシデントを尻目に先頭でゴールを駆け抜けたのは、やはり圧倒的1番人気のミホシンザンだった。中団から徐々に進出する横綱相撲で、2着スクラムダイナ以下に1馬身4分の3差をつけての圧勝劇であった。  もし、あの事故がなければ、サザンフィーバーが勝っていただろうというのは、衆目の一致するところであるが、それを抜きにすればミホシンザンがもっとも強い競馬をし、かつ勝利を収めたといえるだろう。しかも、サザンフィーバーがクラシックに出てくることは絶対にないのである。  混戦模様を呈していた戦線に断を打つ馬がようやく現れた。  ミホシンザンは紛れもないクラシック候補の1番手として名乗りを挙げたのである。

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シックスは超ハード長浜流調整/菊花賞 2005年10月21日(金) 8時56分 日刊スポーツ 菊花賞にあわせて長めに追われたシックスセンス <菊花賞:追い切り>  シックスセンス(牡3、栗東・長浜)はハードな追い切りを消化し臨戦態勢を整えた。皐月賞2着、ダービー3着、神戸新聞杯2着の実績が光る。  ハードな最終調整がモチベーションの高さを物語っていた。ディープインパクトを苦しめ、追い詰めるため、シックスセンスの体には大きな負荷がかけられた。「面白い競馬をして、菊花賞を盛り上げたいと思っているから」と長浜博之師(59)は実感を込めた。  まずは坂路で15−15(1ハロン15秒程度で走る)。有酸素運動と無酸素運動の境界線と言われる少しハードな調整だ。これは通常、追い切り日と追い切り日の間や、レース前日などに少し強めの調整をしたい時に行われる。それを追い切り直前に敢行。その後、じっくりと呼吸を整え、Dウッドコースへ。小柄な青毛馬は容赦なく右ムチを受け、手綱でグイグイと押された。11秒9のフィニッシュに長浜師は力強くうなずいた。「今回は距離が長いから、やれるだけのことはやった。状態、動きとも、現状としては申し分ない。上がりも良かった」。  これまでに送り出したG1ホースは4頭。勝負どころを心得た敏腕トレーナーならではの攻撃的な最終追い切りだった。  皐月賞2着にダービー3着、菊花賞TRの神戸新聞杯は2着。その時の1着馬はもちろん、すべてディープインパクトだった。「うちの馬も新馬戦から少しずついろいろなところが成長してきた。今も成長している。雰囲気も良くなってきた」と言う。その進歩に、究極の仕上げが重なれば…。  ヒーローには名脇役が必要とされる。だが、まだシックスセンスが「脇役」と決まったわけではない。クラシックの最終ステージで世紀の大どんでん返しを狙う。【岡本光男】 [ 10月21日 8時56分 更新 ]

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