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第7話 最後の有馬記念 平成2年12月23日「有馬記念」(GI、中山芝2500)このレースを最後に引退が決まっていたオグリキャップ(8番)の鞍上(あんじょう)にはふたたび武豊がまたがった。“オグリはもう終わっている”というおおかたの見方を見事に裏切り、オグリキャップは激走した。  ジャパンカップでの惨めなまでの敗北は、さまざまな議論を巻き起こした。  これ以上走らせるのは酷だからもう引退させたほうがいい。  いや、あれほどの馬はこのまま終わらせるべきではない。休養させてもう一度再起にかけるべきだ。  なかでも、このような相反する意見が飛び交っていたのである。いずれの主張も競馬ブームの主役を思ってこその意見であり、果たしてどちらが正しいかはいいかねる。  ただ、常識的に考えれば、あれほどまでに落ち込んだ馬が短時間でもとに戻るとは考えにくい。そのため、最後まであきらめずに有馬記念出走に踏み切ったオグリキャップ陣営の決断には否定的な見方をするもののほうが多かった。とくに、マスコミの間には、 「オグリキャップはもう終わった馬」  という声があちこちから出ていた。  しかし、いかに望みがなくとも競馬ブームを支える主役として活躍してきた馬である。いざ出走ともなれば、期待をかけずにはいられない。ましてや、有馬記念を最後に引退が決まったこともあいまって、当日の中山競馬場には17万を優に越すファンが詰めかけた。ヒーロー最後の雄姿をまぶたに焼き付けておこうという気持ちであろう。  オグリキャップは単勝5.5倍の4番人気であった。この評価は、すでに見限られたというべきか、それともいまだに熱狂的なファンによって支持されているというべきか判断に苦しむところではある。だが、このところのオグリの状況を見る限り、熱狂的なファンによって支えられた数字と考えるほうが妥当であろう。そんなファンの希望をつなぐ明るい材料がなかったわけではない。わずかではあるが、体調が上向いてきていること、そして若き天才・武豊への乗り替わりと、一縷(いちる)の望みがつながれていたのだ。そんななか、有馬記念のスタートが切られた。  ハナを切ったのは、宝塚記念でオグリを負かしたオサイチジョージであった。それにヤエノムテキ、ランニングフリー、メジロアルダン、リアルバースデーらの先行集団が続く。ジャパンカップでは流れにさえついて行けなかったオグリキャップも、今回は追走できている。ペースはスローで、本調子を欠くオグリにとっては願ってもない展開といえよう。  レースが動いたのは3コーナーあたりからであった。オグリが積極的に打って出て、先団に取り付いているのである。他馬も一斉に動きだし、先頭のオサイチジョージを巡って殺到し始めた。4コーナーを回ると、オグリは先頭に並ぶところまできていた。往年のオグリであれば、ここからブッチ切りの態勢にはいるところであろう。 平成2年12月23日「有馬記念」(GI、中山芝2500)武豊は何度も拳を上げて声援に応えた。この年のダービーでは、語り草になっているナカノコールが起こっていた。しかし、ここでは騎手ではなく馬をたたえる大コールが沸き出した。「オ・グ・リ!オ・グ・リ!オ・グ・リ!」。  直線の攻防は予断を許さなかった。ゴールまであと100メートルというところでオグリが先頭に立ったものの、内からホワイトストーン、外からメジロライアンが強襲してきたのである。とくに外からやってきたメジロライアンの脚がいい。それでもオグリは踏ん張った。悲鳴にも似た大歓声に後押しされ、しぶとく粘っていたのである。そして、メジロライアンが4分の3馬身まで詰め寄った瞬間、オグリキャップはなだれ込むようにして先頭でゴールを駆け抜けていた。  オグリキャップは勝ったのである。  レースが終わっても、歓声はやまなかった。絶望的な状況といわれるなか、最後の最後でもう一度勝つことができたのだから、それも当然であろう。  ウイニングランを決め、スタンドに戻ってきた武豊は何度も何度も拳を振り上げて、ファンの声援に応えていた。この年のダービーでは、このような状況でナカノコールが起こっている。しかし、有馬記念では、ジョッキーではなく馬そのものを賛えるコールが飛び出したのである。  オ・グ・リ!オ・グ・リ!オ・グ・リ!オ・グ・リ!  それは、これまでのオグリキャップの苦難を知るファンにとっては条件反射といっていいほど極めて自然な表現であった。感極まって大粒の涙を流すものもいれば、お互いに抱きしめあうファンもいた。祝福と感動の叫びが、西日輝く中山競馬場に大きく大きくこだました。

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連闘ジーク長めから時計〜菊花賞 2005年10月22日(土) 6時4分 スポーツニッポン  連闘で挑むマルカジークが21日、意欲的に長めからの時計をマークした。午前9時すぎに、ハロー駆けの終わったばかりのCWコースに姿を現すと、再コンビを組む角田を背に徐々にスピードを上げる。  5Fからはさらにスピードを上げ、直線は大外を回って71秒7〜56秒2〜41秒7〜13秒1の時計をマーク。ラスト1Fは自然とハミを取って重心も下がっていったが、鞍上が意識的に抑えるほど気合乗りも十分だった。  角田は「やれば動きそうだったが、やりすぎに注意しながら乗っていた。以前乗った時はトモ(後肢)が緩い感じがしていたが、きょうは良くなって力がついていた。直線坂がない京都コースはいいだろうし、距離も問題ない。何とかいい競馬を見せたい」と3年前に10番人気の伏兵ヒシミラクルでこのレースを制した男は“ミラクル”へ意欲を見せた。  この馬を管理する北橋師は来年2月で定年を迎えるだけに、このレースが最後のクラシックとなる。それだけに陣営にも熱い思いがみなぎっている。前走の堀川特別を勝って連闘というのは予定通りのローテーションだったが、これも北橋師のために何としても菊花賞を使いたかったから。中山助手は「前走は休み明けも七、八分の出来。勝たなければ出走できないと思っていたが、逆にそれくらいの仕上げで勝たないと、菊花賞では全く勝負にならないと思っていた。ここまでは青写真通りにきたし、先生(北橋師)に最後に夢を見させてあげたい」と究極の仕上げを約束した。 [ 10月22日 6時4分 更新 ]

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