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第6話 ブライアン・史上最強 平成6年11月6日「菊花賞」シンボリルドルフ以来10年ぶりの3冠は、まさにナリタブライアンの独演会。皐月賞 = 3馬身半、ダービー = 5馬身、菊花賞 = 7馬身。すべて危なげない勝ち方で、走るごとに着差を開いていった。  史上5頭目の3冠馬。  皐月賞、ダービーを連覇したナリタブライアンに要求されるのはそれ以外にはなかった。トウカイテイオーは骨折で回避、ミホノブルボンは2着と、近年にはすんでのところで3冠を逃している馬が2頭もいるだけに、3冠を熱望する気運は高まるばかりであった。また、力量的にいって、菊花賞までの期間を無事に過ごしさえすれば比較的楽に勝てると思われていただけに、ブライアンの3冠はほぼ既成事実でもあるかのように受け止められていたところがある。早田光一郎にしても「大久保先生に任せておけば大丈夫」という安心感があった。  しかし、休養後の復帰戦、菊花賞トライアル京都新聞杯で思わぬ敗北を喫することになる。前走の神戸新聞杯に勝って3連勝でトライアルに臨んだスターマンに敗れてしまったのだ。厩舎(きゅうしゃ)の仕上げパターンからいって、負けたこと自体はどうということはなかった。ただ、後ろから来られた馬に競り落とされるという、およそ最強馬らしからぬ負け方だっただけに、なんとなくイヤな感じを抱かせたレースであったことは否定できない。しかも、前年の大久保厩舎のスター・ナリタタイシンはぶっつけで本番に向かわざるをえず、しかも心房細動によって大敗しているだけに、休養をはさんだ菊に向けての調整のむずかしさが改めて浮き彫りになった感がある。それまで盤石の信頼感を抱いていたファンのあいだでも、にわかに疑心暗鬼に駆られたものは少なくない。  3冠達成は自分との闘いである。3冠に勝てるような馬は、他馬との能力差が歴然としているわけで、大抵の場合相手うんぬんというよりもいかに順調に臨めるかどうかが問題なのだ。  果たしてナリタブライアンは実力を発揮できるのか? 3冠達成のポイントは、その1点であったといってよい。  そんな外野の喧騒(けんそう)をよそに、当のナリタブライアン陣営は比較的楽観的であった。特に本番当日における大久保正陽の冷静さは特筆ものといってよい。  パドックでのナリタブライアンは、落ち着いてはいたものの、頭をうなだれ元気があるのかないのか判断しかねるほどであった。しかし大久保は「ダービーのときもそうだったし、こういったときのほうがいい結果が出ている。思えば、皐月賞のときはずいぶん馬が若かった」と考えていた。また、思いのほか雨が降っており、誰もが惨敗した函館3歳ステークス(重馬場)を思い浮かべたものだが、「新しいコースなので脚が取られるような心配はないだろう。それに、馬場がよすぎると馬に負担がかかりすぎるので、ちょうどいい馬場コンディション(やや重)になった」と、全く気にしていなかったのである。普通なら3冠へのプレッシャーで心臓が弾けそうになるものだ。にもかかわらず、全てをプラス思考に変えてしまうとは……。 「仕上げは万全」やるべきことは全てやったという、揺るぎない自信が大久保正陽を支えていたのである。  そんな大久保の心理状態どおり、菊花賞でのナリタブライアンには全くツケ入るスキがなかった。 平成6年11月6日「菊花賞」いつも通りに悠然(ゆうぜん)と中団につけ、4角手前から進出し、直線では独走状態。2着ヤシマソブリンに7馬身もの大差(南井騎手が股間から後ろを覗く余裕)をつけ、完全無欠の勝利。3冠の偉業がかすむほどの楽勝ロードだった。  スティールキャストが母プリティキャストを彷佛(ほうふつ)とさせる大逃げを打つなか、ナリタブライアンは悠然(ゆうぜん)と中団を進んだ。そしていつものように、4コーナー手前から進出し始め、直線では独走状態。2着ヤシマソブリンに7馬身もの大差をつけ、完全無欠の勝利を得たのである。しかも勝ちタイムの3分4秒6は、前年に兄ビワハヤヒデがマークした記録を0.1秒更新する日本レコード。プレッシャーもクソもあったものではない。シンボリルドルフ以来10年ぶりの3冠は、まさにナリタブライアンの独演会であった。  皐月賞=1分59秒0、3馬身半。  ダービー=2分25秒7、5馬身。  菊花賞=3分4秒6、7馬身。  数字を見ただけでもわかるように、ナリタブライアンの3冠のレースはすべて危なげない勝ち方であった。しかも、走るごとに着差を開いていったのである。ポテンシャルが違うとしかいいようがない。  続いてナリタブライアンは暮れの日本一決定戦、有馬記念に出走した。ビワハヤヒデ、ウイニングチケットと、古馬の大将格が引退したこともあり、4歳馬ながら単勝1.2倍の圧倒的支持を得ている。  またしてもレースはナリタブライアンのワンマン・ショーであった。  よどみないペースで流れるなか、いつもより若干早めにまくって出て、3コーナーでは2番手、4コーナーでは先頭に立つ勢いであった。そのあとは例によって独走状態。女傑(じょけつ)ヒシアマゾン懸命の追い込みも、天皇賞馬ライスシャワーの奮闘も徒労に終わった。 「あんな馬に勝てるわけがない」  出走馬全頭の関係者のいつわらざる心境であろう。  全3冠レース圧勝に加えて有馬記念制覇。ナリタブライアンが平成6年度の年度代表馬に選出されたのは当然であろう。ただ、3冠だの年度代表馬だのという記録以前に、ナリタブライアンのレースには問答無用の力でねじ伏せる強烈なインパクトがあった。とにかく背筋が寒くなるくらい強さのスケールが違うのである。多くの人びとが、シンザンを、そしてシンボリルドルフを超える馬と認めないわけにはゆかなかった。能力的な要素だけでいえば、ナリタブライアンこそまさしく“史上最強馬”であろう。  それと同時に、早田牧場の評価も揺るぎないものになっていた。平成6年度は、ブライアンの3冠、有馬記念に加え、兄ビワハヤヒデが天皇賞(春)、宝塚記念を制し、マーベラスクラウンもジャパンカップに勝っており、早田牧場生産馬がGI7勝の荒稼ぎをしたのである。中身の濃さでいえば、1年間にこれほどまでに派手な活躍をした牧場はなかなかあるものではない。  平成6年度は、ナリタブライアンの、そして早田牧場の年であった。

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出た〜!史上最高1846万馬券 2005年10月23日(日) 10時38分 デイリースポーツ  その瞬間、スタンドが異様な雰囲気に包まれた。オーロラビジョンに、とてつもない配当が浮かび上がると、大きなどよめきが起こった。3連単(3)(11)(4)で1846万9120円。今年5月13日に大井2Rで飛び出した3連単1300万390円を上回る公営ギャンブルも含めての史上最高配当となった。  大波乱の主役となったのは、16番人気のゼンノエキスプレス。直線で早々に失速した1番人気ヒカルウイッシュなどを横目に、後方からひと追いごとに伸びて、先頭へ。さらにその外から、12番人気のカネスベネフィットが突っ込み、逃げたケイアイカールトン(3番人気)が3着に粘った。的中はわずか18票で3360通り中3344番人気の超人気薄だった。  同時に馬単の配当も史上初の100万馬券となる、102万1160円(従来は05年7月9日の阪神競馬=66万1690円)。同じく史上1位となった馬連43万7390円は、120通りで最低人気だった。3連複は、史上6位の109万7200円。  “主役”を演じたゼンノエキスプレスの小林淳は「体も絞れてきて具合は良かったけど、ちょっとビックリ。え?1800万!それもビックリ」と目を白黒させた。2着、3着の鞍上は小野、藤田。この3人と同じ名字の投手がロッテにいる。偶然とはいえ、日本シリーズ初戦の日に飛び出した夢の大万馬券だけに、これもまた“驚き”だ。 [ 10月23日 10時38分 更新 ]

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